患者様の声
噛み合わせの治療で手のしびれが改善
2013/04/23
No.84 H11.5.22
性別:男性
年齢:54歳
歯の治療「咬み合わせ」をおえての感想
頚部ヘルニア/4番目と5番目の間が圧迫し、左肩から左手・指に至るしびれで時々ものをつかみ損なう現象がおきたり、痛みで夜眠れない日が続いた。原因として考えれられるのは、10数年前に車で運転中に追突され、その2~3年後から首がなんとなく凝ったようになり、また野球の試合中に激突したことも重なって首に爆弾を抱えるような状態までなっていたようだ。その外ぎっくり腰に二回ほどなり、整体師へ通ったのも結果的には私には合わなかったようである。頚部にしこりのようになってしまい痛みが常に残ったままである。それらの複合した要因が主な原因かどうかは分からないがひどいときには嘔吐するほどの「偏頭痛持ち」にもなったようだ。時々「ポキッポキッ」と首を鳴らさないと、どんどん痛みが増してくる感じで、ついつい癖のように首を鳴らしているようになってしまった。そんな状態もだんだん慣れっこになり一喜一憂の状態で仲良く付き合ってきたが、昨年の夏にプールでビート板を自分としては長時間使った所、その日の夕方から手がしびれ頭痛がしだした。結果冒頭の状態となり、市内の有名なY整形外科へ通院し、痛み止めの注射も数回施したが2~3日は軽くなったが「だまし」もそこまでで、ついに3週間の入院。毎日8時間ベッドで首を引っ張る治療となった。10日間ぐらいで肩の痛みはかなり軽くはなったが腕から指先のしびれはなかなか取れなかったが、3週間の入院で軽症の状態となり通院に切り替え退院をした。退院後、10月頃に以前の虫歯治療をした歯がまた痛くなり、当医院に治療に来た。ついでにヘルニアの件の話したところ、かみ合わせがわるいのではと、やや味噌っ歯である私は上の前歯をけずり下の奥歯を調整してもらった。先生のアドバイスにより11月10日に「スプリント」というマウスピースを寝ている時間中はめると良いと言われ調整していただいた。しかし、口に中に遺物があるようで気になり2~3時間で目が覚めてしまい寝不足の状態が一週間くらい続き、使用を断念した。再度、噛み合わせを調整してもらい一ヶ月に一度の通院で点検・調整をしてもらった。それまでにいろんな体の偏重であった物をあきらめも半部手伝って仲良く付き合ってきたことが次第に改善されていったのには正直おどろいた。仲良しだった症状は(1)偏頭痛(2)疲れ目・ひどいときには眼球が飛び出るほどの痛みと共に吐き気をもよおす程(3)肩凝り(4)背筋痛(5)腰痛等々有ったが、(1)・(3)・(4)はほとんど気にならないくらいになった。又(2)は発症する機会が大変少なくなったのと、なっても吐き気をもよおす程のひどい状態は無くなったように思う。(5)の腰痛はぎっくり腰を数回繰り返したり、もともと弱いことも有ってかゴルフなどのスポーツやハイキングなどで長距離を歩いたりしたときにはやや腰が重くなり痛みが伴うこともしばしば起きる。噛み合わせの治療後「よくなったなあー」としばらくして気がついたことは、歩くのにまっすぐ自分で意識して足が進んでいるように感じれるようになった。その為か歩くスピードが速くなったのと、歩く事がとても楽しくなった事が自分でも信じられない事である。そのほか気がついた事は、それまではいていた革靴の踵の減り具わいに違和感を感じ、歩きにくく感じて新しい靴を履いたら、足の運びがとてもスムーズになった事である。足の向きや踵の降りたかが微妙にミクロの単位で変わってきたのかなと思う。最初の手のしびれは日常生活ではさほど気にならないほどとなり、最近ではやっと好きなゴルフの練習や時にはゴルフ場へも出かけたり、プールにも無理をしない程度に泳いだり(クロールのみ)できるようになった。が、腕の角度や腰のひねり具合ではピリッと感じるときもまだしばしばあり、注意をしながら「日にち薬」で直っていくものと今では自信が持てている。全てが歯の治療によるものかどうかは私には分からないが、タイミング的に合致する事もあり今では先生に感謝している。先生はより良い状態を維持するならば、親知らずを4本とも抜歯が良いと言われたが、あまりにも丈夫なので不具わいが起きたらまめに通って調整をしてもらおうと思っている。完璧とはならないが、健やかな気持ちで毎日がすごせる事が何にも優る財産と実感している今日このごろである。
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