173 H13,10,6
性別 女
年齢 22才
治療を受ける前にあった症状は、生理痛が一番重い症状でした。中学生の頃から、腹痛、腰痛、吐き気といった症状が生理がある度にでていました。肩こりも中学生の頃からこり固まっている状態だったと思います。しかし、高校の頃から腰痛がひどくて肩こりはいつのまにかあまり気にならなくなりました。腰痛は座っていても立っていても動いていても痛くて重たい感じでした。小さい頃からいびきはよくかいていたようです。こちらの歯科医院に通院することになった一番の原因は口を開けると顎が「カクンカクン」音がなる感覚があり、少し腫れて、痛みがでてきたからです。顎関節症の症状のようなものがでたのは、おそらく高校生の頃だったと思いますが、その当時はこれといって痛みなどがなかったので気にもとめずに過ごしていました。治療は、生活習慣の改善からでした。特に注意したことは食事をする時に左右の歯で同時にかむようにすることでした。今までは同時にではなく、左右交互にかんでいたので、最初はとても違和感があり、かむことが疲れる程でした。そうしたことで症状は少しずつ軽くなったように感じましたが、夜、寝る時にだけ使用するスプリントを作ってもらい、毎日使用していると、生理痛は腹痛と腰痛のみになり、それまでは婦人科で処方してもらった薬でしか効かなかった生理痛が、薬を飲まなくてもいい時ができたことがとてもうれしかったです。1ヶ月に2・3日の悩みがなくなりました。腰痛はひまさえあれば腰をたたいていた程でしたが、全く痛みもなければ重たい感覚もなく快適な状態です。治療の途中から肩こりで悩まされていましたが、これはかみ合わせが原因というよりも学校の実習が原因のようです。夏休み中は、肩こりがほとんどなかったのでそういえると思います。顎の痛みや「カクンカクン」とはずれているような感じもなくなり、かみ合わせがこれほど身体に影響を及ぼしているとは思いませんでした。